概要
なんで書いたか
RSGT2018の3日目のオープンスページテクノロジーで「コミュ症リーダー」のテーマがありました。
自分自身はコミュ症なので、勝手に仲間を見つけた気になって嬉しくなりつつ、
コミュ症なのに、人前でテーマを発表できててすごい!と思いました。
しかし、テーマに関する議論を聞いていたものの、
私がコミュ症すぎて議論に参加できなかったため、
言えなかったことをどこかにアウトプットしたいと思いました。
(ちなみに、コミュ症とコミュ障はどっちが正しいんだろ)
あとはイベント直後のテンションが高いうちに「とにかくやってみよう!」と思ったから。
とにかく勢いで書きます。
なにを書くか
議論の中でライフポイントの話がありました。
私自身、コミュニケーションはライフポイントが減ります。
ライフポイントが減って、ゼロになると「もうムリ!!」となってしまうため、死活問題です。
「どう回復するか?」ではないですが、「どう減らさないか(最大値を増やすか)」を考えてやったことを書きます。
これから書くことの背景
私は、1年ほど前に3人チームのリーダーになりました。
チームメンバは、初対面の人ばかりで、人見知りコミュ症にはとてもつらかったのですが、
お仕事なので仕方なく頑張りました。
数ヶ月経って、良い雰囲気で協調して仕事ができるチームになれたと自分では思っているので、
その時、最初にやったこと話を書きます。
最初にやったこと:「心理的安全性の確保」と「信頼貯金の貯蓄」
先に結論を書くと、
私が最初にやったことは、私自身の心理的安全性の確保です。
とにかく何よりも優先して、心理的安全性を確保しました。
自分が安心して話せる状況でないと、いろいろと仕事を進める上で支障があるためです。
もう1つ、心理的安全性の確保と並行して、チームメンバとの信頼貯金を貯蓄します。
「心理的安全性の確保」と「信頼貯金の貯蓄」のために、意識したことが2つあります。
1.あいさつと傾聴
2.雑談
1.あいさつと傾聴
話しかけやすい人になれるように気を付けていること&「ありがとう」のトレーニング
上の記事に助けられて、あいさつと傾聴を意識しました。
とても素晴らしい記事なので、コミュニケーションが苦手な人は、是非ご一読を!
また、この記事との出会いをきっかけに私がやったことは、こちらに少し書きました。
あいさつ
当たり前かもしれませんが、
あいさつは、とても大切です。
「おはよう」、「ありがとう」、「ごめんなさい」
まずは、この3つを地道に続けて行くことで、
人と話すことの心理的ハードルが少しずつ下がります。
・おはよう
フロア全体に「おはよう」というだけでなくて、
チームメンバの顔を見て「おはよう」ということが大切です。
少し慣れてきたら、「○○さん、おはよう」と言ってみる。
(相手が、ディスプレイから目を離さず、こっちを見てくれないこともあるけど、めげずにがんばる)
・ありがとう
どんな些細なことでも、少しでも感謝や助かったと思ったら「ありがとう」と言う。
これが一番機会が多いはず。一日何度でも、ありがとう!助かったよ!って言う。
「ありがとうは無料サービス」
・ごめんなさい
悪いことをしたら謝る。自分の間違いを素直に認める。
これができないと、信頼貯金はどんどん減っていく。
傾聴
「傾聴」と漢字で書くと難しい印象があるのですが、
つまり「人の話をきちんと聴く」ということです。
なぜ大切なのかは、「聞いてくれない人に次から話しかけようって思わないと思うから」
先の記事から引用します。
ということで、気をつけていること
人間って、ちゃんと話を聞いてくれる人に次からも声かけようって思うんだと思う。
まずはそれを気をつけてます。
そして、「聞く」っていうのはテクニックなので、コミュニケーション能力とかあんまり関係ないのかなと。
コミュニケーションは技術でありスキルなので、自分みたいな人でも人事が何とかできてます。
(中略)
ちゃんと聞いてるよ、気にかけてるよ、気づいてるよ、ってことが相手に伝わることが大事だと思います。
聞いてくれない人に次から話しかけようって思わないと思うから。(大事なので2回言った)
話しかけやすい人になれるように気を付けていること&「ありがとう」のトレーニング
2.雑談
何か困ったことがあって、質問や相談したい時に
雑談できる関係ができていると、とても話しかけやすくなります。
雑談きっかけから、「あ、そういえば…」と仕事の話になることもあります。
逆に、普段雑談してなくて、あまり話をしない関係の人に、
仕事で質問や相談するのって、心理的ハードルが高い、と思います。
だから、雑談は大事。
雑談のためのヒント
でも、コミュ症に雑談は難しい。
気軽に雑談できれば、コミュ症になってない!と思います。
そんな時に、ニッポン放送のアナウンサーの吉田尚記さんの著書がとても助けになりました。
吉田さんは、コミュ障でラジオのアナウンサーをやっている方で、
私からみると、正直「コミュ障じゃないだろ」と思うのですが、
その人がコミュ障でありながらも、アナウンサーとしてやっていく中の気づきが著書に書かれています。
コミュケーション関係で何冊か本を出されていて、
どれも核の部分は同じで切り口やまとめ方が違う印象なのですが、
その中でも最近出版された本を紹介します。
「コミュ障で損しない方法38」
コミュ障で損しない方法38
吉田さんの今までの著書の内容を凝縮して、まとめたような本で、
まず読んでみるには、読みやすくて良い本だと思います。
オススメの一冊です。
私は、この本も含めて吉田さんの著書を読んで、雑談することが少し怖くなくなりました。
前より、雑談できるようになった、と思ってます。
本の内容についても書きたいのですが、
それは別の機会にするとして、紹介文を引用します
ニッポン放送アナウンサーよっぴーによる、コミュ障でも損をしない方法と考え方を紹介!
何となく初めての人と会うときは嫌な気持ちになる…、エレベーターなど二人きりのときに何を話していいのかわからない…、そんな経験ありませんか?
人間関係は悩みも多いですが、そういう状況になったとき、コミュニケーションがスムーズにできて、自分が楽になる方法があります!
本書では、コミュ障を自覚しているよっぴーだからこそ書ける、コミュ障でも損をしない方法と、その考え方を紹介します。
そもそも「コミュ障」って何?という定義から、コミュニケーションの小技まで解説!ボリュームたっぷりの内容です!
まとめ
気軽に話せないと、どうにも仕事にならないから、
とにかく最初は、話しやすくすることを頑張りました。
「心理的安全性の確保」と「信頼貯金の貯蓄」は、
簡単にいうと「話やすくすること」だと思います。
最初にやったこと:
・「心理的安全性の確保」と「信頼貯金の貯蓄」
・話やすくすること
・1.あいさつと傾聴
オススメ記事
話しかけやすい人になれるように気を付けていること&「ありがとう」のトレーニング
・2.雑談
オススメ本
最後に、RSGT2018で「コミュ症リーダー」のテーマを出した方(名前出していいかわからないので伏せます)は、すごいなって思います。
勝手に共感して、勝手に仲間だと思っているので、
うまく行ってほしいなーって思います。
少しでも誰かの参考になればいいなー。
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